通訳サービス

マンダリンノットは、「普通話pǔtōnghuà」と呼ばれるいわゆる北京語とは多少違った味わいの語法と発音の台湾華語を専門としています。(ご参考:「台湾華語とは」
 中国語が話される地域は中国だけでなく、台湾、香港、マカオそして東南アジア(マレーシア、シンガポール)と広いのですが、マンダリンノットの通訳者は中国語圏のちょうど中心的な発音と文法が得意ですので、お客様の対話のお相手がどこの地域の方でも通訳者としてお役に立てると考えています。

* おもてなし代行(アテンドサービス)はこちら


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目次

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1、ひとくちに中国語と言っても

標準中国語(マンダリン)には、大きく分けて中国本土の「普通話」と台湾の台湾華語「國語」)、そして東南アジアの「華語」というくくりがあると言われ、そのどれもが標準中国語の範疇にはありますが、かつてあまり相互交流が無かった時代から独自に発展を遂げてきたという歴史もあり、いくぶん異なるところもあるというのが実情です。
そして、実は中国本土だけに限っても地方ごとに発音の違い、方言の影響による語法・文法の違い、語彙の違いなどがあるというなかなか奥の深い言語なのです。(ご参考:台湾華語について
 しかも、通訳の仕事は基本的に「音声しか頼るものがない」というその特性上、アウトプットの精度は地域差による発音や語彙の違いにダイレクトに左右されると言っても過言ではありません。馴染みのないリズムで話される中国語を初めて聞いた通訳者は、まずあまりの違いに戸惑いを隠せず、上手く通訳をすることが難しくなってしまうものです。慣れないアクセントで話される単語を仮に聞き漏らしてしまったら、穴あきの文章を文脈から判断して通訳しなければいけなくなります。同時通訳であればストップをかけることも難しいので、ただでさえ難しい作業に拍車がかかり、通訳者の集中力はあっという間に消耗してしまうでしょう。
 マンダリンノットが得意とするのは台湾華語(『國語』)をベースに、中国の公用語である『普通話』の知識も取り入れた折衷型の中国語なので、こういった地域差による難度をさほど感じず通訳業務が行えます。
 北の中国から南の東南アジアのちょうど真ん中あたりに位置する台湾で使われる中国語(台湾華語)は、ちょうど中国語の『普通話』と東南アジアの『華語』の両方の特徴を持ち合わせています。つまり台湾華語ベースの「折衷型中国語」は、北の中国へも南の東南アジアへも応用可能なとても聞きやすく、通じやすい中国語であると言えるのです。
 以上の理由からわたしたちは通訳者にとってなによりも大事な「聞く」能力に自信があるだけでなく、どの地域から来た方にも聞き取って頂ける明瞭な発音にも自信を持っています。

2、わたしたちが目指す通訳

通訳サービスとはいったい何でしょうか?言語Aから言語Bへ機械的に音声変換する自動翻訳機のようなものでしょうか?わたしたちはそう単純ではないと考えています。
 通訳が行われるところには必ずその「場」を構成する要素が存在します。会場、参加者、議題、目的、時間の制約、参加者の背景知識などなどです。そういった構成要素(諸条件)を考慮すること無しに、良い通訳は行えないものです。
 例えば日本語には尊敬語や謙譲語といった表現があります。その「場」にいる方々のどちらがお客様でどちらが接待側か、どなたの肩書が上でどなたが下なのかが分かっていないと適切に尊敬語や謙譲語を使うことが出来ません。中国語や台湾華語には日本語とは違った考慮すべき構成要素があります。
 また、議題について参加者の方々は素人なのか、プロなのか、そういったことを配慮しないでは通訳ができません。通訳者は自分が分かるように訳すのではなく、「参加者に分かってもらえるように訳す」必要があります。参加者が分からないと思われる略語は略さずに訳すこともありますし、逆に専門家の会議であれば(通訳者には使い慣れていない略語でも)そのまま伝えれば良いわけです。
 これはほんの一例ですが、仮にこういった条件を考慮しない機械的な通訳が行われたとしましょう。参加者の違和感は通訳者に対してではなく、むしろ発言者への違和感として残ってしまうのではないでしょうか?せっかく高い費用を払って通訳者を頼んだのに、話を聞いてもらいたい相手に発言者の気持ちが伝わらないとしたらこんなに残念なことはないと思いませんか。
 こう考えると、ビジネスの通訳にはビジネスの「場」を適切に理解できる通訳者がふさわしいということがご理解頂けるかと思います。また日本語の持つ細かいニュアンスを丁寧に汲み取ってお相手に伝えることのできる能力も重要になってきます。


マンダリンノットでは、25年におよぶ台湾および中国、そして東南アジアでのビジネス経験から、地域特性に合わせた中国語に柔軟に対応することが可能です。是非マンダリンノットの中国語・台湾華語通訳サービスを貴社のビジネスにお役立てください。

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3、得意分野・領域

上記に無い分野でも対応可能な場合があります。是非ご希望をお問い合わせください。ご連絡を頂戴いたしましたら、詳しくご希望をおうかがいの上、お見積りを作成いたします。


4、お見積り

通訳料の目安は以下の通りですが、案件の難度や労働条件、通訳者のレベル、準備期間の長短等により価格が変動いたしますことをあらかじめご承知おきください。様々な分野の通訳をお受けしている関係上、なかなか料金を固定することが出来ず、ご迷惑をお掛けしております。ご希望により案件毎にお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

逐次通訳1名 半日(就業4時間・実働3.5時間未満) 30,000円~(税・諸経費別)
逐次通訳1名 一日(就業8時間・実働7時間未満) 43,000円~(税・諸経費別)

* 事前打合せ、事後のフォローアップ、交通費、食事代、宿泊費等の諸経費は別途ご請求申し上げます。
* 2名体制、3名体制での通訳業務もお受けできます。同時通訳、ウィスパリング通訳についてはご相談ください。


5、お問い合わせ

ご質問、お見積り依頼はお問い合わせフォームよりお願いいたします。お問い合わせをくださった方へ許可なくセールスをすることはございませんので、お気軽にご連絡ください。ただし、お見積りをお出しする際にいくつかご質問をさせて頂く必要がある場合のみ、直接メールやお電話を差し上げることがございますので、あらかじめご承知おきください。